Microsoftは逆境から学んだ――イノベーションが光るWindows 7とBing -- ITmedia の記事より
Windows 7 のリリースが近づいているようで、ニュースサイトにも再び記事が増えてきた。
文字通り近づいている証拠に、上記のような提灯記事も出始めた。(提灯記事が増えると自身は脊髄反射してしまうことが多いので、脊髄反射の多さからもリリースが近いことを実感している)
「Vistaは失敗だった」「7は本当に画期的」・・・繰り返し聞いてきたメッセージがまたも登場していることを見ると、もしかすると7も大いに失望させられるのではないかと勘ぐってしまう。
少なくとも、XPからの移行パスを設けていないのは大いなるヘマだ。
もちろん、XPが動作しているPCのスペックが、Vistaや7が想定するスペックから見ると相当低いのだろうということは承知している。また、Vista からでさえ、移行には十時間近く掛かったHWもあったという記事を読んだ。
だから、さらに古いXPからの移行ができない仕様にした事情は分かるつもりだ。
だが、XPの時代があまりに長かったため、ユーザは自身の環境(アプリケーションのインストールとカスタマイズ、デスクトップなど)をあまりに作り上げてしまってはいないだろうか。
そうなると、それらを「移行はできませんので新規インストールして下さい」と放り投げてよいものだろうか。またしても移行に躊躇するユーザが多く現れるのではないか。
少なくとも自身は、移行できないのならXPを使い続け、サブマシンが必要になったら初めて7(というかバンドルされたPC)を購入するだろう。
ユーザがどのタイミングで何を購入するかは、当然のことだがユーザの自由だ。
その自由を、あの手この手で脅かして新しい購入を促そうというマーケティング手法には、そろそろ多くのユーザが気付いているだろう。
あまりやり過ぎると、またしても失敗することだろう。
すでに、OSは基礎プログラムとしてひっそりと提供されるべきフェーズになったものと思う。
OSのリリース自体が喧伝され自己主張されること自体が時代錯誤だ。
今後Microsoftがどのような宣伝を打ってくるのか、いろんな意味で楽しみだ。

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